「Heart to Heart」の理念で育む新人研修とシェアハウスの魅力
法人事例/大規模シェアハウス
2025年08月29日
今回は、研修生と日々接する管理部の中山さんに、生活を通じた気づきについて伺いました。

株式会社アルプスビジネスサービス
管理部 管理課長 兼 教育研修課長
中山 淳 氏
理念を軸に、研修で磨く成長する人材
アルプスビジネスサービスは、製造業における設計開発から製造業務まで幅広く対応する、技術系人材派遣サービスを提供しています。アルプス技研グループ各社との密な連携により、多様な人材ニーズにスピーディーに対応できる点が強みです。全国規模および海外拠点を持つネットワークを活かし、新規案件や急な要望にも柔軟に対応しています。さらに研修や資格取得支援を通じて即戦力となる人材を送り出す体制を整えています。技術派遣にとどまらず、時代の変化を成長のチャンスと捉え、新たな事業にも積極的に挑戦しています。
1986年の創業当初は技術研修を中心に事業を展開していましたが、培った教育ノウハウを基盤に、人材派遣や教育サービスへと事業を拡大してきました。
また同社は、アルプス技研グループ共通の経営理念「Heart to Heart」を掲げ、社員同士やお客様との信頼関係を大切にし、双方にとってより良い未来の創造を目指しています。

挨拶と感謝を通じて成長する新入社員研修
中山さん:弊社の強みを支えているのは充実した研修制度です。特に新入社員には、学生から社会人への意識を切り替える合宿研修を実施し、挨拶や礼儀、感謝の心など社会人として必要なマナーを集中的に学ぶ機会を提供しています。
毎年4月、新入社員は1週間の合宿研修に参加し、生活全般を振り返り自己成長につなげます。研修を通じて自信を身につけ、明るく積極的なコミュニケーションが取れるようになり、お客様から高い評価をいただいております。こうした教育の成果は、社員の働きがい、自信の向上だけでなく、お客様との信頼関係の構築にも直結しています。
実際に、お客様先で弊社の社員が大きな声で挨拶をすると、お客様先の社員の方もつられて挨拶を返してくれることがあり、「チーム全体が明るくなった」などのご意見をいただくこともあります。こうした経験から、挨拶一つで職場の雰囲気が変わることを実感しています。だからこそ、働く上で挨拶をすることは非常に重要だと考えています。
新入社員は、長野県内での合宿研修を終えたあと、配属先が決まるまでの2~3か月間、横浜市内でビジネスマナーや技術研修を受けることになっています。その研修期間は遠方から入社した社員向けには、宿泊場所が必要になります。
これまでは複数の業者と契約して管理していたのですが、かなり煩雑でした。さらに、初めてひとり暮らしを経験する社員も多く、慣れない生活が不安やストレスの原因になることもあり、生活面での心配がありました。
そこで課題を解決する手段として、オークハウスのシェアハウスを利用することにしました。窓口を一元化でき、管理がスムーズになったうえ、初めてのひとり暮らしを支える多彩な設備やセキュリティが整った住環境を社員に提供できる点も大きなメリットでした。

広いラウンジでは、くつろぎながら会話が楽しめ、交流が自然に広がります。
新入社員の生活を支える安心のシェアハウス
中山さん:実際にシェアハウスを利用してみると、キッチンやリビングなどの共同スペースを通じて、同期や他企業の社員との交流が自然に生まれました。料理をしたり、ちょっとした会話を楽しんだりする中で、社会生活の基礎を学ぶ場になっているようです。
個室はしっかりプライバシーが守られ、清潔さやセキュリティ、共有設備の充実度も高く評価されています。
初めての一人暮らしで不安が大きい社員も、「シェアハウスに帰れば同期がいる」という安心感を感じ、さらに、他企業の社員や外国人居住者との交流を通じて、異国の文化や食事の作り方を学ぶなど、貴重な体験も得ています。
現在は新入社員も配属先が決まり、研修を終えて一人暮らしを始めていますが、「一人だと寂しい」と口にする社員もいるそうです。
こうした話を聞いて、シェアハウスを利用することで社員の生活面の不安が軽減されるだけでなく、交流や学びの機会も自然に生まれていることを実感しました。

大型キッチンには調理器具や食器、カトラリーが揃っており、自炊も手軽にできます
オークハウスのシェアハウスには、さまざまな年代や国籍の方が暮らしています。多彩な入居者がいることで、他社の新人研修仲間と出会ったり、経験豊富な社会人から刺激を受けたり、外国人と交流したりと、日常の中で思いがけない出会いが次々と生まれます。
「シェアハウス」と聞くと、複数人でひとつの部屋を使ったり、家具や家電が古いといったイメージを持つ方もいるかもしれません。しかしオークハウスは違います。入居者一人ひとりに個室が用意されており、大型物件にはラウンジや大型キッチン、ジム、ライブラリーなど、充実した共有設備が揃っています。さらに、共有部は週に数回清掃が入るため、常に清潔な環境が保たれています。
プライベートな時間はしっかり守られながらも、自然にみんなと交流できる空間。これがオークハウスならではの大きな魅力です。
理念と共に歩む、未来への人材戦略
中山さん:アルプスビジネスサービスは、これからも経営理念である「Heart to Heart」を大切にし、技術系人材の育成や派遣を通じて、お客様の事業成長に貢献していきます。独自の教育プログラムや人材育成のサービスも、さらに強化していきます。社員一人ひとりの成長と社会への貢献、その両立を目指して取り組みます。
また、新しい技術分野や社会課題にも積極的に挑戦していきます。変化を恐れずに、むしろ成長のチャンスと捉える、そういう企業文化をこれからも大事にしていきたいと考えています。
技術系人材の確保に課題を抱える企業に対しては、これまでの経験や実績を活かして、 最適な解決策をご提案できるような「頼れるパートナー」であり続けたいと考えています。
株式会社アルプスビジネスサービスについて
株式会社アルプスビジネスサービス(ABS)
会社概要
所在地/【本社】〒252-0131 神奈川県相模原市緑区西橋本一丁目16番18号 アルプス技研第2ビル 6F
代表者/代表取締役社長 清水 立志
設立/1986年4月
資本金/1億円(株式会社アルプス技研100%出資)
事業内容/
人材ソリューション事業
・技術系の無期雇用派遣
・技術系・製造系から事務系まで広範囲の人材派遣
・登録支援事業
教育ソリューション事業
・新入社員から幹部社員までの人材教育事業
・技術者教育(お客様へのサービスの提供の基本教育など)
株式会社アルプスビジネスサービスのホームページ
https://www.jinzai-abs.co.jp/
物件概要
〈ソーシャルレジデンスAcademia横浜磯子〉
住所:神奈川県横浜市磯子区田中1-11-69
交通:京浜急行本線 / 屏風浦駅から徒歩19分, バスで6分 , バス停から1分
建物階建:鉄筋コンクリート造 5階建て
シングル部屋数:約120部屋
共用施設:ラウンジ、大型キッチン、シアタールーム、コワーキングスペース、ジム、ミュージックスタジオ、ピアノラウンジ、パウダールーム、喫煙所、テラス、庭、駐輪場、駐車場
同じカテゴリーのインタビュー

「住めない日本」を変える挑戦。オークハウス×留学エージェントの最前線
法人事例/大規模シェアハウス
2025年08月15日
2020年に創設された「株式会社KOKO JAPAN」(本社:東京都新宿区)は、メキシコを中心とした中南米や北米からの日本留学を支援する留学エージェントです。代表の中野将太さんが過去に培った留学エージェントとしての経験をもとに、北中南米から日本へ。という新しい留学ルートに可能性を見出し設立されました。 2023年より、KOKOJAPANを介して日本に来日された、外国人留学生へ、オークハウスのシェ...
シェアハウスで学ぶ日本文化。生活の中で深めた異文化理解と自己成長
法人事例/大規模シェアハウス
2024年11月19日
明星大学は、1964(昭和39)年、児玉九十によって開学。「和の精神のもと、世界に貢献する人を育成する」を教育理念として掲げ、自己実現を目指し社会貢献ができる人材の育成に力を入れています。 2018年よりオークハウスと提携。「ソーシャルレジデンス拝島」「ソーシャルレジデンス町田栗平」を留学生のための寮にご指定いただいています。 今回は、シェアハウスでの学生たちの様子について人文学部 国際...